匿名党: サムスントタルとトヨタ・タコマはイスラム国・反英米テロリスト案件

　【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件で、特別検察官チームは１６日、サムスングループの事実上のトップ、サムスン電子の李在鎔副会長（４８）について贈賄や横領、偽証の容疑で同日、逮捕状をソウル中央地裁に請求したと発表した。贈賄額は約束した分を含め、４３０億ウォン（約４２億円）に上る。

サムスン首脳、贈賄を全面否認＝崔被告支援「大統領の要求で」－韓国

地裁は１８日、逮捕状を審査し、同日中にも発付の適否を判断する。発付が認められれば、国政介入事件は韓国最大財閥トップの逮捕に発展し、朴大統領の弾劾訴追案をめぐる憲法裁判所の判断にも影響を与える見通し。
サムスンの司令塔役の李副会長が逮捕されれば、グループ企業の経営が打撃を受けるのは不可避で、韓国経済全体への影響も懸念される。
李副会長は、系列社のサムスン物産と第一毛織の合併を政府が後押しした見返りに、崔被告らに多額の支援をした疑いが持たれている。
合併は、李副会長らオーナー一家のサムスン系列社への支配力強化の一環で、サムスンの李健熙会長から長男の李副会長への経営権継承に不可欠だったとみられている。特別検察官チームは「サムスンの経営権継承の完成に関連し、不正な請託があった」と判断した。
ただ、李副会長は取り調べに対し、「朴大統領の強い要求で崔被告らを支援した」として賄賂性を全面否認している。特別検察官チームの報道担当者は「逮捕状には朴大統領は明示されていない。賄賂を受け取ったのは崔被告」と説明した。（2017/01/16-17:15）
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011600353&g=int