2016年9月19日月曜日

仏教と高級車とクルーザーとゴルフ

こういう悪徳僧侶が“寺離れ”の1つの原因かもしれない。

「宗派、国籍にとらわれず幅広い信徒が集まる“みんなのお寺”を標榜し、4年前に檀家制度を廃止、ゆうパックによる送骨(お骨を送る)サービスも承っています」

そう語るのは、日本一の“暑さ”を競う埼玉県熊谷市で、400年もの歴史を持つ仏教寺院曹洞宗「見性院」の23代目住職、橋本英樹さん(51)。敷地内には、《居士・大姉 導師1人30万円》と「お布施一覧」の看板が張り出されている。このお布施の“定額化”も橋本さんのアイデアだ。

「“お気持ち”を金額に表したのですから、ほかの寺からの反発はあります。日々、仏教界のタブーを犯しているので、怪文書まで出回る始末です。革新的なことをすれば、必ず軋轢は生まれます。でもその変化を恐れていたら、近い将来、日本のお寺は必ず立ち行かなくなる。それほど、追い詰められているんです」

お寺は全国に約7万6,000箇寺あり、約5万店のコンビニ店の数よりも多い。

「全体の16%の寺には常駐する住職がいません。地方に行けば、“廃寺”と化しているお寺も珍しくない。ではなぜ“寺離れ”が起きたのか。それは仏教界が、人々の葬儀や寺、お墓に対する価値観の変化についていけず、何の対策もしてこなかったからです」

では、“尊敬されるお寺”を取り戻すためにはどうすればいいのか。

「葬式の相場はあってないようなもの。同じ葬式が150万円になったり200万円になったりします。見積りで『200万円です』と言っておきながら、請求段階で10万、20万と上乗せしてくるケースも多い。しかも、もっともらしく端数入りの数字が並んでいたりします」

10年ほど前、ある葬儀に派遣されたときに、80万円のお布施をもらったが、仲介僧侶や葬儀業者にマージンが渡り、橋本さんの手元に残ったのは25万円だったという。

「違和感があったんです。ご遺族の気持ちを無視しているといいますか、知らないところで“勝手に分ける”その感覚に」

そこで、仲介手数料を発生させないように、可能な限り業者を入れない葬儀を目指した。

「会場の設営や、お弁当や花の発注など、霊柩車の運転手以外は全部寺で請け負っているので、だいぶ安くできている自負があります」

安さばかりを追求しているわけではない。一般的には避けられている「本堂に遺体を入れる」葬儀も行っている。

「セレモニーホールでは経験できない荘厳さがあります。寺が“業者と競い合う”ことで、良質な葬儀を提供できる機会が増えると思っています」

また「見性院」では、入口にある《心得》には、《ゴルフ、釣りはしない事》《高級車に乗らない事》など、戒めが掲げられている。

「経営が厳しくなったとはいえ、いまだに儲け重視の僧侶がいることは確か。そういった僧侶が集まれば駐車場はモーターショーのようになり、話題といったらゴルフのことばかり

高級時計は当たり前。釣り好きが高じて、クルーザーまで所有する強者もいるという。

寺格(寺の格)が高いと、戒名1つで200万円、葬儀で1,000万円くらいはザラ。本来“浄財”というきれいなお金であることを忘れ、高級外車を経費計上する僧侶もいます。先日もウチに相談に来た方に聞いたのですが、ある寺で『お金がないので葬式はやれません。納骨のときのお経だけお願いしたい』と言ったら、僧侶が『ふざけんな、お前!』と品位に欠ける言葉で責め始めたと聞きました」

多くの真っ当な僧侶は「出せるだけでよろしいですよ」と言ってくれるのだろうが、こういう悪徳僧侶が“寺離れ”の1つの原因かもしれない。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160917-00010000-jisin-soci


ある意味、欧州方面のご本尊様にちゃんとお布施する坊主の所にカネが流れるようにできてるわけですよ。末端の仏教徒は騙され損ですけどね。(爆wwwwwww

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まさに仏教でいう末法の世ですな(笑)
開祖の皆さんはこの有り様をあの世で嘆いている事でしょう

匿名 さんのコメント...

フランス教
知らぬがフランス

(キムチ化してない人に限るが)毎年のキムチエキスポを見れば…



ところで↓は移民の影響なんでしょうか

8/30 英国はもう「キリスト教国」ではない?無宗教の英国人が増加 - Online Journey
http://www.japanjournals.com/uk-today/8405-160830-2.html

公開日:2016年08月30日

英国国教会に代表されるように、英国はキリスト教国だと考えるのが一般的だが、実際のところは、英国人の宗教離れが間違いなく進んでいることが分かったという。
 宗教と社会学を専門とするリンダ・ウッドヘッド教授が、白人の英国人を対象にした2015年の調査で、「特定の宗教に属さない」と答えた人は46%で、「キリスト教である」と回答した44%を上回るという結果が出た。
 近年継続して行われてきた調査からは「急速な宗教離れ」が英国に起きていることが伺える。「無宗教」の人の割合は2013年には37%、2014年は42%で、年々確実に増えていることになる。
 どの世代についても「無宗教」と答える人が増えているが、特に40歳以下の世代では、「無宗教」が「キリスト教徒」の2倍を記録。ただし、これが60歳以上の世代となると真逆の統計となる。
 この現象について、同教授は「人々が宗教に関心がなくなってきただけでなく、教会が社会から離れた存在になってきたことも一因。昔は英国人であれば英国国教会に属するという認識が普通であったのが、今は自分が無宗教だと考える人が増加している」と分析。
 また、ロンドン南部にあるセント・メアリーズ・カトリック大学の別の調査でも、やはり無宗教の人が48・5%で、キリスト教信者(英国国教会、カトリック、その他の教派を含む)の43・8%を超えた。ちなみに、ヒンディー教やイスラム教、ユダヤ教などのその他の宗教が残りの7・7%を占める。
 この後者の調査を行ったスティーヴン・ブリヴァント氏によると、教会側は新しい信徒の獲得に苦戦しており、新しく入信するのは他のキリスト教派からの「鞍替え」が多いという。特に若い世代の宗教離れが著しく、定期的に礼拝に出席する人の数は30年間減り続けていると、懸念が示されている。
 日本人は無宗教だとよく言われるが、かつては「プロテスタント(キリスト教の新教徒)」の代表的存在だった英国でも、価値観の多様化にブレーキをかけるのは難しいようだ。

ご近所 さんのコメント...

京都の坊主が地上げその他色々いっちょかみしてる

という話を今から20年位前に聞いたなあ

やっぱここはひとつイタリア(笑)を見習って税金取りましょう

匿名 さんのコメント...

昔ポルシェに乗ってた寺の息子さん、
副住職になって国産普通車に、
住職になって国産軽に替えてました。

息子さん時代はアレでも弁えて生臭さを消しにかかってますw
別の宗派の寺から来た嫁が賢いこともあるようですし。

ま、私はもう、父母とも送って寺と付き合ったから、
今後は寺と付き合うつもりはない。
ただ、仏壇を親族に押し付ける下準備中。

匿名 さんのコメント...

寺がご用意する「IKIJIGOKU」。

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