広島赴任後、初の帰省届＝逮捕の末棟容疑者－大分放火
子どもとみられる４人の遺体が見つかった大分県杵築市の火災で、放火容疑で逮捕された海上自衛隊１等海尉の末棟憲一郎容疑者（４０）。防衛省によると、３月に広島県江田島市の第３１航空群標的機整備隊に異動となり、隣接する官舎に単身で入居した。原則土日は休みだったが、自宅への帰省届が出されたのは、先週末が初めてだったという。
呉地方総監部などによると、末棟容疑者は高校を卒業後の１９９３年４月に海自に入隊し、試験を経て幹部になった。転勤を繰り返し、今年３月２０日から同隊の整備教育隊教務班長として、無人機の整備方法を教育するスケジュールを組むなどしていた。
「勤務態度に問題はなかった。神経質なくらい生真面目だと評判だった」と海自幹部。仕事上のトラブルや、家庭で悩みを抱えている様子も見られなかったという。
同じ官舎の住民らによると、単身者はごみ当番も免除されており、近所付き合いは少なかったという。ある女性は「きちんとした人。春に引っ越してきた時には奥さんがあいさつに来た。２人とも感じのいい人だった」と驚いていた。（2015/07/06-19:59）
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015070600802
→Japanese Maritime Self-Defence Force
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