2013年8月25日日曜日

谷川健一氏と白鳥信仰

 民俗学者で文化功労者の谷川健一(たにがわ・けんいち)さんが24日、死去した。92歳だった。
熊本県生まれ。東大文学部卒。平凡社で「日本残酷物語」シリーズを担当、ベストセラーに。雑誌「太陽」創刊時の編集長となったが、結核のため退社、在野の民俗学者となった。
柳田国男や折口信夫らの民俗学を発展させ、沖縄など南島の民俗に日本の古層を探るなど、豊富なフィールドワークに支えられた「谷川民俗学」を打ち立てた。1978年に「地名を守る会」を結成、81年に日本地名研究所(川崎市)を設立し、所長として歴史的な地名の保存運動にも尽力した。
87~96年、近畿大教授。91年の「南島文学発生論」で芸術選奨文部大臣賞。92年に南方熊楠賞。2007年、文化功労者。短歌もたしなみ、01年、「海霊・水の女」で短歌研究賞を受賞した。
主な著書に、「青銅の神の足跡」「白鳥伝説」「日本の地名」など。
(2013年8月24日23時42分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130824-OYT1T01180.htm?from=navr








→宮城

きゅうじょうじけんのきゅうじょうとも読めますなあ・・・(爆w



、、、(w

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

白鳥 堺

匿名 さんのコメント...

巫女から巫娼へ、そして遊女への変遷を人間存在として民俗学的に考察、した方ですね。

匿名 さんのコメント...

柳田国男 丸田南里

匿名 さんのコメント...

熊楠宅が登録有形文化財に

和歌山県出身の世界的な博物学者南方熊楠が25年間暮らした和歌山県田辺市の住宅が国の登録有形文化財に登録されることになりました。
南方熊楠は、イギリスの大英博物館などで研究に励んだあと、現在の田辺市を拠点に活動し、粘菌の研究や民俗学それに宗教学など多岐にわたる分野で業績を残し、「知の巨人」とも呼ばれています。
熊楠が74歳で亡くなるまでの25年間暮らした田辺市中屋敷町の「旧南方家住宅」は明治から大正にかけて建てられた木造住宅で、離れの書斎や台所や居間がある母屋などが登録文化財に登録されます。
このうち8畳一間の書斎は熊楠が研究室として使っていた部屋でここで熊楠は新種の粘菌や民俗、宗教など多岐にわたる分野の研究を行っていました。
現在は熊楠の功績を伝える資料館として公開されています。
「旧南方家住宅」の隣にある「南方熊楠顕彰館」のはま岸宏一館長は「南方熊楠という研究者の日常生活の場であったというのが、評価につながったのかなと思います。
熊楠の息づかいが感じられる建物や庭を、訪れた人には大いに見てもらいたい」と話していました。
このほか県内からは和歌山市の地主の屋敷や御坊市の山林業者の住宅などが新たに登録され県内の登録有形文化財は合わせて197件となります。
(2014年)11月21日 18時56分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043207081.html