2012年02月01日22時56分 提供：時事通信社
新規上場を目指していたベンチャー企業の未公開株への出資を持ち掛け、現金をだまし取ったとして、愛知県警生活経済課などは１日、詐欺の疑いで投資運用会社ＦＪＰ（東京都千代田区）の社長蒲原和幸容疑者（５０）＝東京都新宿区納戸町＝や元社員ら計５人を逮捕した。
同課によると、蒲原容疑者は「最初から詐欺をやるつもりはなかった」と容疑を一部否認。他に２人が否認し、残る２人は認めているという。
同社は２００９年１０月～１１年８月、架空の投資話で３２都府県の約１７０人から計約６億円を集めたとみられ、同課などが裏付けを進める。
逮捕容疑は昨年５～８月、東証マザーズへの上場を目指していたソフトウエア開発会社「モルフォ」（東京都文京区）など３社の未公開株を用意できると偽った上、「お客さんには利益が上がる銘柄を紹介している」などと出資を持ち掛け、高知県須崎市のパート女性（４９）や石川県加賀市の無職女性（７１）ら３人から計２０４７万円を詐取した疑い。
とりあえずメモ。（ｗ
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株投資詐欺事件、新たに４人逮捕
2012年2月23日 01時13分
東京都千代田区の投資運用会社「ＦＪＰ（エフジェイピー）」が株投資名目で金をだまし取ったとされる事件で、愛知県警生活経済課と中村署などは２２日、詐欺の疑いで、新たに元従業員の男４人を逮捕したと発表した。既に逮捕されていたＦＪＰ社長の蒲原和幸容疑者（５０）ら５人も再逮捕し、逮捕者は計９人になった。
新たに逮捕されたのは、いずれも営業担当の元従業員で、中野聡（４５）＝東京都台東区竜泉、藤本広孝（３９）＝埼玉県所沢市弥生町、佐藤祐樹（２８）＝埼玉県三芳町北永井、原田賢人（３１）＝同県春日部市南＝の４容疑者。
容疑では、蒲原容疑者らは昨年２月から８月にかけ、千葉県松戸市の無職女性＝当時（６９）＝ら４人に、上場予定の新興企業への架空の投資話を持ちかけるなどして、計６００万円をだまし取ったとされる。９人とも容疑を認めている。
県警によると、新規上場株は証券会社だけが売買できる上、購入枠は抽選で決められる。営業社員らは「ＦＪＰは購入枠を獲得している」とうそを言って勧誘していた。被害者４人のうち３人は年金生活の１人暮らしだった。
ＦＪＰが実際に株取引をした形跡はなく、集めた金は運転資金や生活費に充てていた。被害は２００９年から昨年８月の間に、全国１７０人計約６億円に上るとみられる。
蒲原容疑者ら５人は今月１日に逮捕された。名古屋地検は２２日、５人を詐欺罪で起訴した。
（中日新聞）
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