2017年7月4日火曜日

つくばブレーンズから芋づる式に

さい帯血、民間バンクから流出…約800人分
2017年06月29日 07時02分

東京や大阪などの民間クリニックが他人のさい帯血を使った再生医療を無届けで行っていた問題で、さい帯血は2009年に経営破綻した茨城県つくば市の民間バンクから流出したものだったことが、関係者への取材でわかった。

流出は少なくとも約800人分に上り、法規制前を含めると約300人分が京都、福岡両市の2業者を通じて販売され、各クリニックで患者に投与されたという。

一方、厚生労働省は28日、再生医療安全性確保法違反で停止命令を出した11のクリニック名を公表。違法な再生医療を受けた患者は計約100人に上る見通しだ。

関係者によると、民間バンクは「つくばブレーンズ」。子どもの将来の病気に備え、個人のさい帯血を有料で預かる事業を02年から始めたが、顧客が集まらず資金繰りが悪化し、09年に破産した。当時保管していたさい帯血は約1500人分で、一部は別の民間バンクに移されたが、少なくとも約800人分が債権者側に流れたという。
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2017年06月29日 07時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170628-OYT1T50140.html










宙に浮く約1000人分の臍帯血
先端医療ベンチャーのお粗末な経営実態が浮き彫りに
高橋 篤史
バックナンバー
2009年12月25日(金)


顧客から預かった約1000人分もの臍帯血が現在、宙に浮いている。臍帯血バンク事業を行ってきたベンチャーが2009年10月中旬に破産したためだ。倒産に至る1年半余りの過程では上場企業の不正会計疑惑とも絡み合う怪しげな人脈が暗躍、“究極の個人情報”を預かる民間バンクの心許ない危機管理体制が浮き彫りとなっている。

倒産したベンチャーは茨城県つくば市に本社を置く「つくばブレーンズ」。臍帯血の分離・保管事業を目的に1998年に設立された。筑波大学との技術協力を売り物に事業を展開、国内最大規模となる10万検体分の保管施設を自社で建設するなど、積極経営を進めてきた。

同社が保管を手掛けた臍帯血とは、新生児のへその緒や胎盤から採取する血液のこと。様々な細胞のもととなる幹細胞を多量に含んでおり、既に白血病治療などで移植医療が広く行われている。また、将来的には脳性麻痺治療といった再生医療分野での活用技術の確立が期待されている。

設備投資も、いきなり資金難に

つくばブレーンズが行った保管事業は、出産時に採取した臍帯血を本人や家族が病気となった場合に使うことを目的としたもの。標準コースである10年保管の場合、費用は1人30万円だった。倒産前までに顧客1000人から臍帯血を預かっていたほか、研究用として500人分の検体も保管していた。

先端医療ベンチャーといえば聞こえは良いが、つくばブレーンズの経営は実にお粗末だった。同社がつくば市内に自社施設を建設したのは2002年。ところが、翌年7月、その施設は準大手ゼネコンから仮差し押さえを食らっている。業績拡大を当て込んで設備投資をしたものの、建設資金が払えないほどの資金難にいきなり陥ったものとみられる。

つくばブレーンズの経営がいよいよ混迷を深めたのは2008年に入ってからだ。倒産1カ月前の取材に対する同社幹部の証言によると、「いくつかの顔を持つ人物」の経営介入が混乱に拍車をかけたようだ。その人物はかつて名古屋市内で事務所を構えていた元公認会計士で、当時はジャスダックに上場する富士バイオメディックスの「管理本部副本部長」の肩書を名乗っていた。

ところが、問題の元公認会計士はつくばブレーンズと接点を持つと、富士バイオメディックスではなく、なぜか自身が別に経営する「ヒルサイド」なる都内の会社との提携を迫った。そこにコールセンターを設けて、富裕層をターゲットに勧誘する営業戦略を提案してきたという。保管料は1人100万円に引き上げるとの話だった。

元公認会計士は営業コミッションを落とす受け皿として「つくばマネイジメント」なる別会社を用意。さらに2009年2月には大証ヘラクレス上場のインスパイアー(旧フォーバルクリエーティブ)との資本業務提携もまとめ、つくばブレーンズの経営をテコ入れするとした。

もっとも、元公認会計士が画策したこの営業戦略は実際には全く稼働しなかった。「つくばマネイジメントはつくばブレーンズの一角に入っていたが、活動実態はなく、2009年6月頃に自然消滅した」(関係者)のが実情だったようだ。

この間、元公認会計士は資金繰り難に悩むつくばブレーンズに対して1000万円の資金援助を持ち掛けていた。ところが、手のひらを返すようにして担保の差し入れを要求、特許権や代表者の自宅を強引な形で担保にとろうとした。これに対して、つくばブレーンズは「ある人を使って押さえ込んだ」(前出の幹部)というが、真相は定かでない。

果たして、元公認会計士は何者だったのか。実は、その人物の周辺では不可解な話がいくつも存在する。

まず、「管理本部副本部長」を名乗っていた富士バイオメディックス。同社はつくばブレーンズと接点を持った直後の2008年10月に民事再生法の適用を申請して倒産(負債218億円)しているが、同時に発覚したのが不正会計疑惑だった。同社が展開した美容整形病院などのM&A(合併・買収)戦略に絡んで架空の未収入金が多額に計上されていたのである。複数の関係者によると、そこでは問題の元公認会計士と関係の深い元行政書士が富士バイオメディックスの代理人のような形で暗躍していたという。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091224/211847/












→東京温泉





で、風呂と言えばトルコ・・・(爆wwwwwww






で、ほにゃらら団のケツモチが皇室って構図なんですよ。(爆wwwwwwwwwwww


7 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

臍帯血の闇は深そう。
名古屋星ヶ丘マタニティ 事故

ご近所 さんのコメント...

アホの子に芋づる式に効いてるようですがwww

匿名 さんのコメント...

-胎盤などの胞衣汚物は、有償で売却できるなど有価物に該当する場合や宗教的・社会的慣習により供養等が行われる場合以外は、大阪府産汚物等取締条例(*1)にもとづく許可を受けた者(*2)、または感染性 ...

匿名 さんのコメント...

昔、ア〇ディーズクリニックの院長におフランスのパーティーで会ったことありますが
ここに来てる客を何人も美容整形したと自慢しており、その中にデザイナーのコシ〇
さんもいらっしゃいました。どう見てもシナ系の胡散臭い医師なのですが、プロフ見ると
エゲレス国籍だったのですね。アグネス―ぅといっしょですか。パーティーでは明らかに
新たなお客さんを物色しに来た様子でした。

匿名 さんのコメント...

追記 ア〇ディーズのおっさんが来てたおフランスのパーティーのメンツ
フランスの銀行員 K談社 香港マダム 

匿名 さんのコメント...

兵庫さい帯血バンクが活動困難
08月02日 16時39分

白血病などの治療に使われる赤ちゃんのへその緒の血液「さい帯血」を保存している西宮市のNPO法人が、入居先の兵庫医科大学から、耐震化のための新しい病棟の建設工事を行うことなどを理由に、退去を求められていることがわかりました。
別の場所への移転にはおよそ3億円かかるとみられ、NPO法人では、「このままでは活動の継続が難しい」と懸念を示しています。
「さい帯血」は、赤ちゃんのへその緒などに含まれている血液で、血液の成分を作り出すもとになる細胞が多く含まれているため、多くの医療現場で白血病などの治療に使われています。
平成7年に兵庫医科大学の医師が中心になって発足したNPO法人「兵庫さい帯血バンク」は、学内の建物に入居してさい帯血の採取や保存を行い、去年1年間では、全国のさい帯血移植の1割にあたるおよそ150人に提供した実績があるということです。
しかし、ことし5月、大学側から耐震化のための新しい病棟の建設工事を行うことなどを理由に、入居する建物を出るよう求められたということです。
NPO法人の後藤武理事長は、「突然の通告で驚いている。移転にはおよそ3億円の費用がかかるとみられ、自己資金だけでは活動継続は難しいのが現状で、何かしらの支援が必要だ」と話しています。
一方、兵庫医科大学の広報課は、「大学としてここ10年は、さい帯血を用いた研究はほとんどしておらず、バンクの施設を学内に置く必要性は小さくなってきている。
退去の要請はやむを得ず、ご理解いただきたい」としています。
退去の期限は来年8月末とされ、NPO法人は今月7日に理事会を開き、移転先や資金集めの方法などについて具体的な検討を始める予定です。
kobe/2025720901.html

匿名 さんのコメント...

さい帯血違法投与で刑事告発
08月26日 00時40分
赤ちゃんのへその緒などに含まれる「さい帯血」を、東京や愛媛などの医療機関が無届けのまま患者に投与していた問題で、厚生労働省は複数の医療機関を再生医療安全性確保法違反の疑いで警察に刑事告発しました。

これを受けて警察はさい帯血を販売した業者ら数人を近く逮捕する方針です。
赤ちゃんのへその緒や胎盤に含まれる「さい帯血」をめぐっては、東京や愛媛、それに大阪などにある12の医療機関が、がん治療や美容に効果があるとして無届けのまま患者に投与する再生医療を行っていたことがわかり、厚生労働省はことし5月から6月に掛けて再生医療の一時停止を命じました。
この問題で厚生労働省は関係者から聞き取り調査を行ってさい帯血が使用された詳しいいきさつを調べ、悪質性が高いとみられる複数の医療機関について、再生医療安全性確保法違反の疑いで警察に刑事告発しました。
厚生労働省などによりますと今回の問題で使用されたさい帯血は、8年前に経営破綻した茨城県つくば市の民間のさい帯血バンクから流出したもので、福岡市と京都市にある仲介業者に渡ったあと医療機関に提供されたとみられるということです。
警察は刑事告発を受け、さい帯血を販売した業者ら数人を近く逮捕する方針です。
20170826/3361381.html