2017年2月15日水曜日

吉村了勇病院長@京都府立医大病院

2017.2.15 19:01更新
【京都府立医大捜索】
病院長の意向で一転して手術受け入れ、当初は暴力団幹部の手術を拒否

刑の執行が停止された暴力団幹部を巡る京都府立医大病院(京都市)の虚偽報告書作成事件で、同病院が幹部の腎臓移植をいったん断ったのに、吉村了勇病院長の判断で手術を実施したことが15日、捜査関係者への取材で分かった。府警は病院長の意向が色濃く反映されたとみて、一連の経緯を詳しく調べている。

捜査関係者によると、府立医大病院は当初、指定暴力団山口組淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)の腎臓移植手術を拒否していたが、吉村病院長の意向で一転して受け入れを決め、平成26年7月に手術を実施したという。

府警は15日午後も、高山受刑者の不整脈が収監によって悪化するとの虚偽の報告書を書いた疑いがあるとして、京都市下京区の民間大手「康生会武田病院」の家宅捜索を続けた。同病院は報道陣に、虚偽内容だったとの疑惑について「ないと確信を持っている」と説明している。

内藤和世病院長は「虚偽の診断内容を書くことはないと信じているが、捜索が入ったことを厳粛に受け止める。患者、関係者に心配と迷惑をかけ、誠に申し訳ない」とするコメントを発表した。
http://www.sankei.com/west/news/170215/wst1702150080-n1.html








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