神戸海星女子学院中学校・高等学校(こうべかいせいじょしがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県神戸市灘区青谷町二丁目にあるローマ・カトリック系のミッション・スクール。神戸海星女子学院小学校併設、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。
設立母体は1859年にレーヌ・アンティエによってフランスのブルゴーニュ地域圏ソーヌ=エ=ロワール県ショファイユで創立されたローマ・カトリック教会の女子修道会「ショファイユの幼きイエズス修道会」。現在の経営母体は、1877年(明治10年)に創立されて、イタリアの首都・ローマに本部を構えるローマ・カトリック教会の女子修道会「マリアの宣教者フランシスコ修道会」である。福岡に姉妹校がある。
小学校から大学(神戸海星女子学院短期大学は廃校)まですべて同じ敷地内にある。高校からの募集は行わない完全中高一貫校。小学校から40名、そして中学校から約100名が入学し、中高では1学年約140名となる。少人数編成での授業や、英語は長年ロバート・M・フリン神父著、イエズス会編纂の『Progress in English』シリーズを教科書として採択しており、校内英語暗誦大会(中学)と英語弁論大会(高校)を行っている。またフランス語についても授業の他に、ブルゴーニュ地域修道会への修学旅行を行うなどして、英語・フランス語教育に力を入れている。 中学3年次では英会話かフランス語どちらかを選択することになっている。
ロバート・M・フリン(Robert M.Flynn、1920年3月12日 - 2009年2月7日)は、宗教家・教育者。プログレス・イン・イングリッシュなどを中心とした著作活動[1]や教育活動を行っていた。
1920年、ニューヨーク市生まれ。カトリック、イエズス会の私立高等学校(4年制)を卒業後、1937年8月14日イエズス会の修道会に入る、フォーダム大学(ニューヨーク市、2年間、文学専攻)、セントルイス大学(ミズーリ州、3年間、哲学専攻)で学ぶ[2]。卒業後、ニューヨークの高校で英語、ラテン語、ギリシャ語、宗教を3年間教え、ベルギーとドイツに留学して神学を勉強する[2]。1950年8月24日、Eegenhoven(ベルギー)にて司祭叙階[2]。
1952年10月29日、神父として来日。イエズス会のキリスト教主義学校(ミッション・スクール)である六甲学院中学校・高等学校(神戸)や泰星中学校・高等学校(福岡)で35年間英語を教え、その指導実践のなかから、オーラル・コグニティブ・アプローチに基づいた教科書『プログレス・イン・イングリッシュ』全6巻を著す[2]。高校生・中学生対象の英語によるスピーチのカリスマ指導者であり、その成果は関係者の間では有名。ネイティブによる発音とユニークな内容を盛り込んだスピーチで、全国レベルから地方レベルに及ぶ数々の英語弁論大会で、同高校生・中学生に多くの賞を受賞させた。1988年より津和野カトリック教会にて主任司祭を努めた後[2]、萩、山口の教会にて司牧。六甲学院高等学校のバスケットボール部のOB会は氏の名前を付け「フリン杯」と呼ばれている。晩年は東京都練馬区上石神井のイエズス会ロヨラハウスにて静養していた。
2009年2月7日にロヨラハウスにて、88歳で召天。
→鳩山幸
で、
松蔭中学校・高等学校(しょういんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県神戸市灘区にあるキリスト教の中高一貫私立女子校である。
南隣に、同じキリスト教系完全中高一貫女子校神戸海星女子学院中学校・高等学校がある。
ヒュー・ジェームス・フォス(Hugh James Foss、1848年6月25日 - 1932年3月21日)はイギリス人宣教師、日本聖公会神戸教区初代主教、日本聖公会聖ミカエル教会初代牧師、松蔭女子学院創立者、日本語での聖歌集、祈祷書、聖書作成の功労者でもある。
ケント州カンタベリー近郊の生まれ[1]、ケンブリッジ大学卒。明治9年(1876年)聖公会系の福音宣布協会の宣教師として来日して大正12年(1923年)の帰国までの47年間、大阪・神戸を中心に淡路・播州方面の開拓伝道に努めた。また、聖バルナバ教会(聖ミカエル教会)や乾行義塾(聖ミカエル国際学校)も設立している。明治32年(1899年)に大阪地方部(大阪・神戸両教区)主教となった。
日本語が堪能であり、日本文化への造詣が深く、聖歌数編を作った。その他、編集・出版に『賛美之歌』『基督公会之歌』『聖公会賛美歌』『古今聖歌集』などがある。また、松山高吉との共訳『ヨハネ伝福音書』は名訳として有名。
ショーン・コネコネせんせの息子 via kwout
、、、(爆wwwwwwwww
3 件のコメント:
籠目 文様 籠目紋
諏訪山ホテル
フォス主教の手紙には「松の蔭の学校です。松は非常に日本的な樹木であり、慎み深さと貞節を意味します。その松の木蔭に乙女たちが住み、学んでいるという姿が、この名前を通して日本の人たちに伝えたい学校の理念です」と書いてあります。
http://www.shoin-jhs.ac.jp/educate/tayori/y12_0107.html
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