2013年9月5日木曜日

北陸新幹線「談合」事件  メモ




北陸新幹線「談合」示すメモ押収 公取委、強制調査で

北陸新幹線の融雪、消雪設備工事をめぐる談合疑惑で、公正取引委員会が独禁法違反容疑で強制調査(捜索)した設備工事会社から、工区ごとに落札予定者を割り振ったメモを押収していたことが5日、関係者への取材で分かった。

公取委は談合が繰り返されていたことを裏付ける有力な証拠とみて、会社関係者からメモが作成された経緯など詳しい事情を聴く。

また、設備工事会社の担当者が公取委の調査に対し、工事発注元の独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構東京支社側から「予定価格を聞いていた」と説明していることも判明。公取委は機構職員が関与した官製談合の可能性が高いとみている。
2013/09/05 22:01 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013090501001786.html




北陸新幹線融雪設備で談合か 公取、業者と機構を捜索
【北沢拓也】2015年春に長野―金沢間で開業予定の北陸新幹線の融雪設備工事をめぐり、受注業者が談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は4日、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で受注業者13社と、独立行政法人「鉄道・運輸機構」東京支社の家宅捜索を始めた。犯則調査権に基づく強制調査で、検察当局への刑事告発も視野に調べを進める。
発注者側の同機構の捜索にも踏み切ったことから、公取委は同機構が関与した官製談合の可能性もあるとみて調べるとみられる。
強制調査を受けているのは、高砂熱学工業、三機工業、朝日工業社(いずれも東京)、ダイダン(大阪)など東証1部上場企業と、柿本商会(金沢市)など。
談合があったとされるのは、北陸新幹線の長野―金沢間で分割発注された線路の雪を溶かす設備の設置工事。ラッセル車で除雪した雪を線路脇のパネルで溶かす「温水パネル融雪設備」や、スプリンクラーで温水を噴射する消雪設備の設置を請け負っていた。
入札は、条件付き一般競争入札で実施された。関係者によると、各社は11~12年度の入札で、担当者があらかじめ協議して落札業者を決定し、機会均等を図っていた疑いがある。温水パネルを使った融雪設備は、新幹線としては全国で初めて北陸新幹線に導入された。ノウハウを持つ業者が限られたため、談合しやすい環境だったという。
同機構の公開資料によると、昨年度の融雪設備の発注は4件あり、落札価格は14億~32億円。落札率は1件が99・7%、2件が99・5%と極めて高く、残る1件も95・8%だった。公取委は、業者間の事前協議や予定価格の漏出があった結果とみている。
新幹線の建設費は、国の補助金や地方公共団体の負担金、完成した鉄道設備をJRに貸すことによる収入などで賄われている。
取材に対し、高砂熱学工業は「調査を受けたことを厳粛に受け止め、全面的に協力する」、ダイダン、柿本商会は「現段階ではコメントできない」、鉄道・運輸機構は「調査が入ったことは事実で、詳細を確認している」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY201309040189.html


 北陸新幹線の工事を巡る談合疑惑で、入札に参加していた会社が途中で一斉に辞退し、実質1社だけの入札が相次いでいたことが分かりました。
公正取引委員会は4日、「鉄道・運輸機構」が発注する北陸新幹線の融雪設備工事の入札で談合が繰り返されていた疑いが強まったとして、高砂熱学工業など十数社を強制調査しました。機構の資料によりますと、参加業者が一斉に辞退し、実質的に1社だけの入札となるケースが相次いでいました。その場合、多くが落札率が95%以上と、予定価格に極めて近くなっています。公正取引委員会は、機構の職員が予定価格を漏えいしていた可能性もあるとみて、押収した資料などを調べて全容の解明を進める方針です。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000011834.html

【材料】高砂熱学工業が下げ幅拡大、北陸新幹線融雪設備工事談合で関連銘柄も安
高砂熱 <1969> が下げ幅を拡大、後場には前日に回復した800円が上値ネックとなっている。国土交通省所管の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)が発注した北陸新幹線の融雪設備工事を巡り、談合を繰り返していた疑いが強まったとして公正取引委員会が4日、刑事告発を視野に独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、同社など設備工事業者10数社強制調査(捜査)したことが嫌気された。
報道では、新幹線工事をめぐり公取委が強制調査に踏み切ったのは初めてという。同機構職員が関与した官製談合の可能性があるとの見方から、発注した機構東京支社も捜索。2015年春、長野―金沢間の開業を目指して建設中の北陸新幹線を巡り、線路の雪を溶かす設備工事などの入札で談合を繰り返していた疑いが強まったという。
強制調査を受けたなかでも高砂熱、新日空調 <1952> は下げ幅がやや大きくなっているが、三機工 <1961> はプラスを回復し、朝日工 <1975> 、ダイダン <1980> は小幅安と強弱が分かれている。
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201309040131

「事実ならば遺憾」 富山知事
2013.9.4 18:29
北陸新幹線の融雪設備工事をめぐり、談合の疑いで強制調査を受けた独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の入るビル=4日午前、東京都港区
北陸新幹線の融雪設備工事をめぐり、談合の疑いで強制調査を受けた独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の入るビル=4日午前、東京都港区
富山県の石井隆一知事は4日の定例会見で、北陸新幹線の設備工事をめぐる談合疑惑で公正取引委員会が強制調査に踏み切ったことについて「事実ならば、大変残念で遺憾。厳正に対処してほしい」と述べた。
石井知事は「せっかく盛り上がっている新幹線開業に水を差すことがないようにしてほしい」と苦言を呈した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130904/crm13090418300017-n1.htm



石川のニュース 【9月4日15時49分更新】
石川県内2社、捜索に動揺 北陸新幹線設備、談合疑惑


北陸新幹線の融雪設備工事をめぐる談合疑惑が発覚した4日、石川県内の業界関係者に も衝撃が走った。「何も分からない」「お答えできない」。捜索を受けた柿本商会(金沢 市)とダイダン北陸支店(同)の社員は動揺を隠しきれない様子。北陸新幹線金沢開業ま で1年半に迫ったタイミングでの強制捜査で、建設業界以外にも波紋が広がる可能性があ る。
金沢市藤江南2丁目の柿本商会には午前11時ごろ、公正取引委員会の係官数人が捜索 に入り、入札関係書類などを調べた。会社の前には報道陣数人が集まり、従業員らが様子 をうかがうなど、緊張した雰囲気に包まれた。
同社には大型トラックも用意され、係官が関係資料を入れるための段ボール箱を、正面 入り口から次々と運び入れた。従業員の一人は「責任者が不在なので、分からない」と戸 惑った様子で話した。
同市尾張町1丁目のダイダン北陸支店にも係官数人が入り、入札の経緯や受注状況など の把握を進めた。受付担当者は「何もお答えできない」と口をつぐんだ。
鉄道・運輸機構の入札記録によると、柿本商会は過去に北陸新幹線の設備関連工事の入 札に複数回参加しており、2011年6月には「板倉消雪基地外2箇所機械設備」の工事 を19億8千万円で落札。落札率は90・3%だった。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20130904001.htm


独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(てつどうけんせつ・うんゆしせつせいびしえんきこう、英称:Japan Railway Construction, Transport and Technology Agency、略称:JRTT、鉄道・運輸機構)は、日本鉄道建設公団と運輸施設整備事業団の業務を承継し2003年に設立された独立行政法人である。理事長は石川裕己(元海上保安庁長官)。



、、、(w

2 件のコメント:

ABC さんのコメント...

>魚住
釜山の裁判所で偽証。(w

ご近所 さんのコメント...

>サイン入り囲碁セット

植木の盆栽、というパターンもございますな
あと、焼き物とか掛け軸とか、とか色々、もですねw

あら?ノイズ入るわポインタ踊るわ大変w

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