2012年5月9日水曜日

平成22年5月17日 東京地検特捜部が暴走し始めた日

小沢氏裁判 上級審の判断を聞きたい
2012.5.8 03:08 (1/2ページ)[主張]

政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党の小沢一郎元代表を無罪とした東京地裁の1審判決について、控訴期限が10日に迫っている。
検察官役の指定弁護士3人は9日に協議して方針を決定する予定だが、控訴の可否については「心証としては有罪なので控訴したい」「自分たちは弁護士なので有罪を求めて控訴しにくい」との意見の間で揺れているのだという。
1審判断に疑問があるなら、控訴は自然の流れではないか。上級審における判断を聞きたい。それほど1審の無罪判決は、限りなく黒に近い灰色と読み取れた。
1審判決は、元秘書らによる虚偽記載罪が成立することや、小沢元代表が簿外処理について報告を受け、了承していたことも認定した。元代表が「秘書任せ」「記憶にない」を連発し、収支報告書を「見たこともない」と述べたことには「およそ信じられない」と指摘した。
元秘書らとの共謀の成立を疑うことにも「相応の根拠がある」と認めた。指定弁護士側が「ほとんど有罪」と受け止めたのも、当然ではないか。
「無罪」となったのは、4億円の簿外処理などの違法性を小沢元代表が認識していなかった可能性もあるとして、「疑わしきは罰せず」の刑事裁判の大原則が尊重されたためだ。
だが、「政治資金の収受にあたり、国民の疑惑を招くことのないよう」とする政治資金規正法の趣旨に照らすと、1審判決が妥当であるとは言い切れまい。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120508/trl12050803090000-n1.htm

●鷲見一雄の視点
産経の主張《「無罪」となったのは、4億円の簿外処理などの違法性を小沢元代表が認識していなかった可能性もあるとして、「疑わしきは罰せず」の刑事裁判の大原則が尊重されたためだ。
だが、「政治資金の収受にあたり、国民の疑惑を招くことのないよう」とする政治資金規正法の趣旨に照らすと、1審判決が妥当であるとは言い切れまい。》は私も同感だ。
判決は「違法とされる根拠となる具体的事情について被告が認識していなかった可能性がある」と認定しているが、小沢は政治資金に関するプロ、この判断は極めて小沢に甘い判断と言わざるを得ない。
「公訴事実のうち、故意および実行犯との間の共謀については証明が十分でなく、公訴事実について犯罪の証明がないため、無罪を言い渡す。」と判断されたが、小沢側は「石川一人に背負わせよう」というシナリオなのだから、それに乗った、「はじめに無罪」と決めて無理をして書いた判決と評さざるを得ない。

 しかし、「故意および実行犯との間の共謀についての証明」は
①小沢は不動産に詳しい
②そもそも土地は誰が決めたのか、販売区画割りの経緯
②仮登記手続の経緯
で証明可能だ。

関係者はほとんどが「本当のことを証言、供述していない」ことが見え見えの裁判。
総理大臣を目指す民主党切っての実力者が「疑わしきは罰せず」の大原則で「無罪」という判例を定着させては、これからの日本は「法匪政界」となる。
指定弁護士の責任は重大だ。(敬称略)
http://www.shihoujournal.co.jp/colum/120508_1.html


●鷲見一雄の解説
そもそも捜査報告書は不起訴の理由を説明するのが目的の筈。(斉藤隆博特捜部副部長作成)の報告書は、目的を明らかに逸脱している。虚偽記載のあった田代政弘検事作成の報告書、目的を逸脱した斉藤捜査報告書が存在していては大善裁判長らが小沢氏らの『公訴棄却』は退けても、指定弁護士の立証が有罪に出来る程度になされていたとしても、有罪判決は書けなかったことが分かる。小沢氏は斉藤隆博特捜部副部長作成の報告書と虚偽記載のあった田代政弘検事作成の報告書によって「2点差無罪」となった。私の視点では誰に何と罵られようと検察が協力した「謀略 国策無罪判決」に写る。


東京地検特捜部が暴走したのは2010年5月17日以降、それまでは権力を濫用したとは私は捉えていない。前田の事件は「政治権力とカネ」の事件ではなく論外である。(敬称略)



小沢と「蜜月」ワールドメイトの資金力
ファクタ2012年5月4日(金)12:00

民主党の小沢一郎元代表と新興宗教団体の関係が注目されている。発端は1月3日と10日に2週連続放送されたBS11の「サクセス登龍門」という番組に小沢氏がゲストで出演したこと。ホスト役は半田晴久氏という御仁だが、半田氏には深見東州という別名があり、永田町では名の知られた人物である。というのも深見氏は新興宗教団体「ワールドメイト」の教祖であり、同教団は2010年12月に小沢氏の政治団体のパーティー券を購入するなど、小沢氏の新たなスポンサーと噂されているのだ。番組では、深見氏の質問に小沢氏が終始ニコニコ顔で応じていたのが印象的だった。

同教団のホームページによると、深見氏は「現代の弘法大師」「21世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも言われる「純粋で優しく、万能で天才的な方」だそうだ。同教団は「天照皇大御神をはじめ、八百萬の神々を崇敬する神道系宗教団体」。総本部は静岡県伊豆の国市で、11年7月現在の会員数は約7万2千人。日本全国に183カ所の支部があり、米国、英国など世界にも10カ所の支部を持つという。

インターネットなどによると、同教団は神社としての宗教活動のほか、全国の神社参拝、エンターテインメント的な要素が強い講演会、先祖供養や救霊、コンサートなどの芸術活動、チャリティーなどの慈善事業などを行っているという。

一方、週刊誌などでは、深見氏にセクハラされたという元女性会員による訴訟が起きたり、別の元会員からは財産を奪われたと損害賠償請求をされたり、逆に、宗教法人の認証を与えない監督官庁の静岡県を訴えるなどたびたび取り上げられてきた。

同教団が小沢氏の政治団体「小沢一郎政経研究会」の政治資金パーティー券を購入したのは10年12月1日。金額は100万円で、収支報告書には同教団の代表者として半田氏の名前が記載されている。

小沢氏と深見氏の出会いは数年前で、2人の関係が永田町で初めて話題になったのは11年1月のことだった。小沢氏が信心深いという話はついぞ聞かない。その小沢氏が、10年末から突然、神社仏閣参りをした。「親しくしている深見氏に勧められたからではないか」と、永田町では囁かれた。

10年末から11年正月にかけて小沢氏は川崎大師や熊野本宮大社などを参拝。1月5日には東京・台東区の下谷神社、文京区の湯島天神をはしごした。川崎大師は厄除けで有名だが、小沢氏は密教儀式の護摩に参加したという。小沢氏が神社仏閣を参拝するのは珍しく、「自分の裁判のことを神頼みしたのではないか」と揶揄する向きもあった。

なお同教団は小沢氏のほか、国民新党の政治資金団体にも3千万円献金している。国民新党前代表の亀井静香氏が深見氏と親しいという。長引く不況の中、年間2千万円を超える大口献金企業・団体は前年の17から7に激減したが、同教団は1位の日本自動車工業会、2位のトヨタ自動車、3位の日本電機工業会、4位の日本鉄鋼連盟といった日本を代表する企業や団体に伍し、5位にランクインしている。

本誌の取材に対してワールドメイトは「小沢先生から生きた政治を学びたいと思い、(パーティーに)勉強しに行かせていただいたもので、選挙応援等は行っていない」と答えている。

(月刊『FACTA』2012年5月号、04月20日発行)

、、、(w

おまけ


3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

http://ja.wikipedia.org/wiki/5%E6%9C%8817%E6%97%A5
5月17日
できごと
1956年 - 石原慎太郎原作の映画『太陽の季節』が封切り。石原裕次郎が映画デビュー。
1962年 - 大日本製薬が、前年11月に奇形児出産の恐れがあると指摘されるも製造を続けていたサリドマイドの出荷を停止。
1990年 - 世界保健機関で国際障害疾病分類から同性愛を削除することが決議。
2004年 - マサチューセッツ州で同性結婚が法的に認められる。

誕生日
1951年 - 松本龍、衆議院議員
1959年 - 曽我ひとみ、日本人拉致被害者
1976年 - 井ノ原快彦、歌手・アイドル(V6)

忌日
1867年(慶応3年4月14日) - 高杉晋作、幕末の志士(* 1839年)

記念日・年中行事
国際反ホモフォビアの日( 世界)
1990年のこの日に世界保健機関で国際障害疾病分類から同性愛を削除することが決議されたことを記念。

憲法記念日(英語版)( ノルウェー)
1814年のこの日、オスロ郊外のアイツヴォルでノルウェー憲法が調印された。

生命・きずなの日( 日本)
臓器提供したドナーの家族で作る日本ドナー家族クラブが2002年に制定。5月は新緑の候で生命の萌え立つ季節であることから、17日は「ド(十=とお)ナー(七)」の語呂合せ。

てんこもり野郎 さんのコメント...

2012年5月9日水曜日
平成22年5月17日 東京地検特捜部が暴走し始めた日(続き)
http://tokumei10.blogspot.com/2012/05/22517_09.html

匿名 さんのコメント...

日本郵政、がん保険参入凍結 TPPで米国の懸念に配慮

 日本郵政は傘下のかんぽ生命保険が「がん保険」に当面参入しない方針を決めた。環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に日本が参加するかどうかの協議で、米国が難色を示していることに配慮した。

ttp://www.asahi.com/health/news/TKY201205080818.html

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