2008年7月12日土曜日

六会コンクリート問題:横浜市内では30件出荷

溶融スラグの生コン、横浜市内で30件出荷
2008.7.12 02:26
 六会(むつあい)コンクリート(神奈川県藤沢市)が日本工業規格(JIS)で認められていない溶融スラグを混ぜて生コンを製造していた問題で、横浜市は11日、規格外コンクリートが使われた可能性のある同社の出荷先工事30件を特定したと発表した。

 地域は戸塚区、泉区、栄区内に限られ、30件のうち、市発注の公共工事は戸塚駅西口整備工事や上飯田小学校屋内運動場改修工事(泉区)など14件。民間工事は共同住宅が10件、病院が2件、その他が4件。

 市は溶融スラグを骨材として使用していた場所について、国の動向などを踏まえて対応するとしている。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/080712/kng0807120227001-n1.htm

大仏トンネルの片側通行延期に/鎌倉・生コン問題で
社会 2008/07/11  生コン製造販売会社「六会コンクリート」(藤沢市亀井野)溶融スラグを混ぜたJIS規格外の生コンを納入していた問題で、歩道の拡幅工事にこの生コンが使われた大仏トンネル(鎌倉市長谷)では、余波で工程が変更になり、七月末に解消予定だった片側通行を来年三月末まで延長することになった。海や鎌倉観光へ向かうルートでもあり、夏休みを控えて渋滞が懸念されている。

 同トンネルでは十日に施工業者がサンプルを抽出。入り口部分の五カ所と内部の二十六カ所から、円柱状(直径十センチ、長さ十五~二十センチ)に抜き取ったコンクリートを、研究施設で検査している。

 だが、溶融スラグの配合率など成分分析には二~三週間かかる見通しで、県藤沢土木事務所では、規格外生コンを使用した部分については結果が出るまで作業を中断。工事自体は予定通り年度内に完了できるよう、別の工程を前倒しして作業を進める方針だが、「夏の観光シーズンに入る前に、片側通行を解消したかった」と残念そう。

 十一日には松沢成文知事が工事現場を視察。「県民が不安に思っている。県やゼネコンでもチェックする仕組みを早急に考えなければならない」と話した。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijul0807309/

メモ

1 件のコメント:

mo さんのコメント...

材料の第三者試験はどちらでやっていたのでしょう。
怠慢ですね。

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